ハンプ切除は元に戻るリスクあり!?真相を解説

気になるわし鼻は、ハンプ切除で改善を目指せます。しかし、ハンプ切除をお考えの方の中には、元に戻るリスクが心配で手術に踏み切れないという声を挙げている方もいるのです。ハンプ切除は骨を削る手術ですので、後戻りのリスクがあるとなると、受けて良いものか迷ってしまいますよね。では、ハンプ切除は本当に元に戻るリスクがある手術なのでしょうか。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
こちらのコラムでは、ハンプ切除の後戻りの有無、後戻りが起こる可能性がある美容整形、ハンプ切除の注意点についてご紹介しています。
Basic knowledge
美容整形の基礎知識「元に戻る=後戻り」とは?

美容整形を受けるなら、元に戻るリスクはなるべく避けて通りたいと考えるのではないでしょうか。
美容整形において元に戻る現象は「後戻り」と呼ばれ、すべての美容整形にあてはまるものではありません。
しかし、一部の美容整形には後戻りの可能性があるのです。
美容整形の「後戻り」ってどんな現象?
美容整形の後戻りとは、施術や手術後しばらくして、元の状態に戻る、または元の状態に近い状態になることを意味します。
術後の後戻りは、施術や手術の種類によって起こりやすかったり起こりにくかったりすることがあり、その原因もさまざまです。
そして、ハンプ切除のように骨を削る手術であっても、元に戻るリスクはゼロではないのです。
ハンプ切除で後戻りする原因や、後戻りの可能性がある美容整形については以下でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
risk
ハンプ切除は元に戻るリスクあり?

ハンプ切除は、わし鼻を形成している鼻筋の張の出っ張り部分のことをいい、この部分を削る手術はハンプ切除と呼ばれています。
また、ハンプ切除をはじめとする骨削り術では、骨を直接処理する方法のため、基本的には後戻りのリスクがないとされています。
ところが、ハンプ切除を受けた方の中には、元に戻ったと感じている方が存在しているのです。
ではなぜ、このような現象が起こるのでしょうか。
術後の腫れが引いたタイミング

執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
ハンプ切除は骨を削る手術のため、患部が受けるダメージが大きく、術後には腫れや内出血、痛み、むくみなどの症状が、やや強めに現れます。
特に腫れや内出血に関しては、術後2~3日目にピークを迎え、このときの状態だけを見ていると、本当に綺麗な状態に戻るのか心配になってしまうことがあるくらいです。
しかし、術後に現れた強めの症状はいつまでも続くものではなく、術後2週間、1ヶ月と経過するうちに徐々に落ち着き、やがて綺麗な状態に落ち着きます。
そして、ここで注意していただきたいのが、症状が落ち着き始めた時点で元に戻ったと勘違いするケースです。
強めの腫れや内出血が急激に引いてきてはいても、ハンプを切除した部分には最後の最後まで症状が残ることがあり、その状態だけを見ると、「きちんと骨が削れていない」「元に戻った」と感じることがあります。
つまり、完成形に落ち着くまでの患部は不安定な状態が続くことがあるため、元に戻ったと感じたとしても、しばらく様子を見ることが大切だということです。
削るハンプの量が少なかった
ハンプ切除で、専用のノミやメスなどの器具を用いてハンプを切除していきます。
また、ハンプ切除では、適切な量のハンプを切除して初めて効果を実感できるもので、削るハンプの量が少なすぎた場合では術後に大きな変化が見られず、元に戻ったと感じる可能性があるのです。
カウンセリングではシミュレーションを行い、削るハンプの量と仕上がりイメージを確認しますが、予定よりも削るハンプの量が少ないと、術後に元に戻ったと感じる確率が高くなります。
経年変化で後戻りしたと感じる可能性
骨の形状は年々変化するもので、ハンプ切除後も例外ではありません。
そして、術後数年が経過すると、手術直後と比べて骨の形状に変化が見られると、元に戻ったと感じることがあるのです。
この場合では、手術前とまったく同じ状態に戻ることはありませんので、再びハンプが目立つようなことはありません。
しかし、鼻は目立つパーツですので、ほんの少しの変化でも変わったと感じる可能性があるのです。
ハンプ切除をお考えなら、経年で骨の形状が変化すると元に戻ったように感じるということを頭に入れた上で、検討を進める必要があるでしょう。
皮膚のたるみで後戻りしたと感じることも
骨の形状ではなく、年齢によって皮膚がたるんでくると、それに伴い鼻の形状にも変化が見られることがあり、この現象を元に戻ったと感じる可能性があります。
このように、ハンプ削りは骨を処理する手術のため、基本的には術後に元に戻るようなことはありません。
しかし、経年で骨の形状に変化が見られると、元に戻ってきたように感じることがありますので、この点については知識として知っておきましょう。
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後戻りの可能性がある美容整形について
ハンプ削りでは元に戻る可能性が低いことがわかりましたが、実は、術後しばらくして元に戻る可能性がある美容整形はあります。
以下でご紹介する美容整形は、それぞれに術後すぐに元に戻るようなことはありませんが、時間の経過で元に戻ることがあります。
二重整形・埋没法

二重整形には、糸のみで受けられる埋没法と、皮膚の切開と内部組織の処理で受けられる切開法があり、前者の埋没法では元に戻る可能性があります。
それは、埋没法はまぶたの裏側の組織に糸を掛けて二重を形成する方法のため、何らかの理由で糸が緩んだり外れたりした場合では、二重が浅くなったり、完全に元に戻ったりすることがあるからです。
特にまぶたの脂肪が厚い方や皮膚のたるみが進行している方は、埋没法での後戻りが起こりやすいと考えられています。
目尻切開

目尻切開とは、目尻の皮膚を数mm切開して目の横幅を外側に広げる手術です。
この手術では、皮膚の切開後にしっかりと靭帯処理を行うことで後戻りを予防できます。しかし、元に戻ろうとする人体の働きが強く作用した場合では、元に戻ってしまう可能性があるのです。
このようなトラブルを防ぐためには、高度な手術に対応できる医師を探して手術を依頼するというのがいちばんの方法でしょう。
グラマラスライン形成

グラマラスライン形成はタレ目整形とも呼ばれることがある手術で、目尻の皮膚を引っ張って糸で固定する埋没法と、皮膚の切開や靭帯処理をして固定する切開法があります。
これらはともにキュートなタレ目の形成に役立つ方法ですが、前者の埋没法では、糸が緩んだり外れたりした場合では元に戻る可能性があります。
なお、切開法によるグラマラス形成は、上記でご紹介した目尻切開の後戻り予防対策としても用いられる方法です。
目尻切開の後戻りが心配な方は、タレ目形成との併用を検討すると良いでしょう。
ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、人体にも存在するヒアルロン酸を目的の場所に注入し、鼻や輪郭の形成、バスト形成、シワ改善などを行える施術です。
ヒアルロン酸注入のメリットは、即効性を期待できる、注射のみで施術を受けられる、手術よりも費用が安いという点にあります。
ただし、ヒアルロン酸は体内に吸収される成分のため、半永久的な効果は期待できません。
つまり、ヒアルロン酸注入は元に戻る可能性がある美容整形だということです。
ボトックス注入

ボトックス注入は、シワ改善やエラ改善、ふくらはぎの太さ改善、脇汗改善、肩こり改善などの効果を期待できる施術です。
ボトックスは、筋弛緩作用を持つボツリヌストキシンを加工した製剤で、筋肉の働きや汗腺の働きを鈍らせることで、効果を発揮します。
しかし、この成分もまたヒアルロン酸と同様に体内に吸収されるため、術後数か月で元に戻る可能性があるのです。
ボトックス注入による美容整形や治療をお考えの方は、半永久的な効果を期待しないよう注意しましょう。
糸リフト

糸リフトは、コグという棘が付いた医療用糸を皮下に通すことでリフトアップ効果を得られる美容整形です。
また、糸の周囲にはコラーゲンが生成されますので、リフトアップと同時に美肌効果も期待できます。
しかし、使用する糸は溶けるタイプのため、糸が溶ければ元に戻る可能性があるのです。
糸が溶けたとしても、コラーゲン生成による美肌効果はしばらく続きますが、その効果もやがて薄れるでしょう。
つまり、元に戻った時点で再度施術を受けなければならないということです。
軟骨移植

軟骨移植は、お客様から採取した耳介軟骨などを目的の場所に移植する美容整形で、以下でご紹介する鼻尖形成術や鼻中隔延長術などに用いられることが多いです。
軟骨移植には、ご自身の軟骨を使用することから異物反応が起こりにくいというメリットがありますが、経年で骨の一部が組織に吸収されると、元に戻ったように感じることがあります。
鼻尖形成術

鼻尖形成術とは、鼻先にある大鼻翼軟骨を処理することで、細く尖った鼻先を実現できる美容整形です。
鼻尖整形の特徴は自然な仕上がりという点にあり、しかもダウンタイム時の症状が軽く、期間も短いというメリットがあります。
また、糸のみで受けられる鼻尖形成もありますが、この方法には溶ける糸が使用されるため、手術よりも元に戻りやすいというデメリットがあるのです。
さらに、鼻先の固定が甘いなど、手術方法に問題があった場合では、元に戻ってしまうことがあります。
鼻中隔延長術

鼻中隔延長とは、鼻の穴の中間にある軟骨の壁・鼻中隔に軟骨移植をして、鼻先を高くしたり角度を調節したりする美容整形です。
鼻中隔延長は、鼻の穴が正面から見える、鼻の穴が丸いなどの問題を解消できることで人気の美容整形です。
しかし、経年で軟骨がズレたり組織に吸収されたりすると、わずかではありますが、元に近い状態に戻ることがあります。
Points to note
ハンプ切除の注意点

ハンプ切除は、後戻りが起こる可能性が低い美容整形です。
しかし、経年で骨の形状が変化したり、別の鼻整形との併用で受けたりした場合では、元に戻ったと感じるタイミングが訪れることがあります。
この点が心配な方はカウンセリングで相談し、実際にハンプ切除を受けるか否かについて慎重に検討することをおすすめします。
また、ハンプ切除は高難易度の美容整形ですので、ハンプ切除を熟知し、なおかつ高い技術力を持つ医師に手術を依頼することも大切です。
summary
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