貴族手術のダウンタイムの期間とは?症状や過ごし方も詳しく解説

梅田で貴族手術をした女性のイメージ

貴族手術は鼻の付け根である鼻翼基部の凹みを改善する美容整形手術です。ほうれい線の目立ちや口の突出感改善、顔のバランスを整えるのに効果が期待でき、近年注目度が高まっている手術です。

今回はそんな貴族手術のダウンタイムについて詳しくご紹介していきます。ダウンタイムの期間の目安や、ダウンタイム中に起こる症状、過ごし方のポイントまでをまとめました。貴族手術に興味があるという方、手術を検討しているという方は是非参考にしてみてください。

about

貴族手術とは

貴族手術は、鼻の小鼻の付け根部分である「鼻翼基部」にボリュームを加える美容整形手術です。具体的には、プロテーゼやヒアルロン酸、自家組織などを挿入または注入することで、鼻翼基部の凹みを補正し、顔全体の印象を整えます。この手術によって、鼻と頬の間にできる影が目立たなくなり、顔が明るく上品な印象へと変化します。

「貴族手術」という呼び名は、鼻翼基部の形を整えることで、貴族のような上品さや穏やかさを感じさせる顔立ちになることからつけられました。「鼻翼基部形成術」や、使用する挿入物に応じて「鼻翼基部プロテーゼ」や「鼻翼基部脂肪注入」と呼ばれることもあります。

貴族手術の効果

鼻翼基部はほうれい線の起点となる部位です。この部分が凹んでいると、シワやたるみがない場合でもほうれい線が深く見えやすくなります。そのため、「シワが目立つ」「老けて見える」といったお悩みを持つ方にとって、貴族手術は非常に効果的な解決策となります。鼻翼基部にボリュームを加えることで、ほうれい線の影を軽減し、若々しく明るい表情を作り出すことが可能です。

さらに、鼻翼基部の凹みは中顔面全体を平坦に見せる要因となります。この結果、口元が突出して見える、いわゆる「口ゴボ」の状態を引き起こしやすくなります。貴族手術によって鼻翼基部の凹みを改善することで、中顔面に立体感が生まれ、顔全体のバランスが整います。

貴族手術の種類

貴族手術にはさまざまな方法があり、使用する挿入物によって手術の特性や仕上がりが異なります。

プロテーゼ

最も一般的に使用されるのがプロテーゼです。シリコン素材を用いたプロテーゼは形状やサイズが豊富で、希望に合わせたカスタマイズが可能です。長期的に安定した仕上がりを得られるため、自然な立体感を求める方に人気があります。

人工真皮

この素材は生体に近い特性を持つため、体内への適合性が高く、柔らかな感触が特徴です。プロテーゼよりもナチュラルな仕上がりを重視する方に選ばれることが多いです。

ヒアルロン酸

手軽に行える注入法として知られています。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないのが魅力です。ただし、効果は一時的で、半年から1年ほどで再施術が必要になることがあります。

脂肪注入

自身の体から採取した脂肪を用いるため、アレルギーのリスクが低く、自然な仕上がりが期待できます。ただし、一部の脂肪が吸収されることがあるため、必要に応じて複数回の施術を検討する場合もあります。

軟骨

自身の耳や鼻などから採取した軟骨を用いるため、体内への適合性が非常に高く、中長期的に安定した効果を得られます。ただし、採取部位に負担がかかるため、慎重な検討が必要です。

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貴族手術のダウンタイム期間は?

ヒアルロン酸以外の貴族手術のダウンタイム期間は、通常1~2週間程度です。手術直後から腫れやむくみが生じ、場合によっては内出血が見られることもあります。これらの症状は術後1週間がピークとされ、そこから徐々に落ち着き始めます。多くの場合、手術後2~3週間で見た目に大きな変化はほとんどわからなくなり、1か月後には自然な仕上がりを実感できます。

貴族手術は、他の美容整形手術と組み合わせて行われることが多い施術です。そのため、複数の手術を同時に受ける場合、単独で行う場合よりもダウンタイムの期間が長引くことがあります。

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貴族手術のダウンタイムの一般的な症状

貴族プロテーゼの手術前と1か月後の症例症例写真

貴族手術後のダウンタイムには、さまざまな症状が現れることがあります。これらは手術後の体の自然な反応であり、ほとんどの場合、時間とともに改善されます。以下では、一般的な症状とその特徴について詳しく解説します。

腫れ

手術後に最も多く見られる症状が腫れです。鼻翼基部を中心に顔全体が少し膨らんだように見えることがあります。特に術後1週間が腫れのピークで、その後徐々に引いていきます。完全に腫れが取れるまでには数週間を要する場合もありますが、大部分の腫れは2~3週間以内に目立たなくなることがほとんどです。

痛み

手術直後は、鼻翼基部や切開部位に軽度の痛みを感じることがあります。この痛みは数日以内に和らぐのが一般的で、市販の痛み止めや処方された薬でコントロールできることがほとんどです。痛みの程度は個人差があり、手術方法や体質によって異なります。

むくみ

むくみは手術後、数週間から数か月にわたって続くことがあります。特に朝起きた際や長時間同じ姿勢でいると、むくみが目立つことがありますが、時間とともに緩和されます。一時的に小鼻の左右差が気になることもありますが、これは自然な経過の一部です。

内出血

皮膚の下に小さな出血が見られ、青紫色や黄色のあざが現れることがありますが、これも通常は1~2週間で自然に消えます。特にプロテーゼなどの挿入を伴う場合には、発生しやすい症状とされています。

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貴族手術のダウンタイムで稀に起こる症状

貴族手術のダウンタイム中、稀に以下のような症状が現れることがあります。

  • だるさ
  • 熱感
  • 頭痛
  • かゆみ
  • 発熱

一時的なものであれば問題ありませんが、これらの症状が長引く場合、感染症が発生している可能性があります。感染が起きた場合には薬の投与や抗生剤の点滴、再処置が必要になることがあります。まずは担当の医師に相談し、適切な処置を受けましょう。

また、これらの症状は、感染症以外にもアレルギーや体質、持病が関与している場合もあります。過去に麻酔で体調不良を経験した方や、特定の薬にアレルギーがある方は、手術前に必ずその旨を医師に伝えてください。持病がある方や服用中の薬がある方も事前に医師に相談することが重要です。

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貴族手術のダウンタイムの過ごし方

貴族手術のダウンタイムの過ごし方について説明する看護師

貴族手術のダウンタイム中は、過ごし方によって仕上がりに影響が出ることがあります。不適切な行動を取ると、腫れやむくみが悪化したり、傷の治りが遅れる原因となるため、慎重に過ごすことが大切です。術後はなるべく身体に負担をかけず安静にすることが求められます。手術翌日から仕事や学校に復帰することは可能ですが、体力を使う仕事や体育の授業は控えましょう。また、運動やサウナ、長時間の入浴は血行を促進し腫れを悪化させる恐れがあるため、少なくとも手術後1か月間は避けてください。

お酒やタバコも術後の回復を妨げる大きな要因となります。アルコールは血行を促し腫れを悪化させる可能性があり、タバコは傷の治癒を遅らせるため、手術後1週間は控えることが望ましいです。術後に赤みや傷跡が目立つ場合は、3日目以降からメイクでカバーすることができます。それまでは、マスクやサングラスを使用して周囲の目を気にせず過ごすと良いでしょう。うつ伏せ寝は患部に圧力をかけてしまうため避け、仰向けや横向きで顔に負担がかからない姿勢を心がけてください。腫れを軽減するためには、頭を心臓より高い位置に保つと効果的です。

手術後1週間は鼻をかむ際にも注意が必要です。強くかむと患部に負担がかかるため、優しく鼻をかんだり綿棒で掃除するようにしましょう。また、患部をむやみに触ることは感染や傷の悪化を招くため厳禁です。医師の指示に従ったケアを心がけ、不必要な刺激を与えないようにしてください。何か異常を感じた場合は、自己判断せずに速やかにクリニックへ相談することが重要です。

summary

貴族手術なら「eクリニック 大阪梅田 西日本統括院」

「eクリニック 大阪梅田 西日本統括院」は、高品質な美容医療をリーズナブルな価格で提供することを目標とした美容クリニックです。価格がネックとなり、美容医療を諦めてしまう方を少しでも減らし、見た目のお悩みを解消して人生を楽しんでいただけるよう全力でサポートしています。

また、「eクリニック 大阪梅田 西日本統括院」では、すべての治療に保証制度を設けており、万が一修正が必要と判断された場合でも、保証期間内であれば無料で修正を行います。このような制度により、安心して治療を受けることができます。手術後のアフターケアも充実しており、クリニック全体として責任を持って対応する体制を整えています。

ダウンタイムを軽減するオプション

RFナイフの図解

「eクリニック 大阪梅田 西日本統括院」では、患者さんの負担をできるだけ軽減し、回復をスムーズにするための「ダウンタイム軽減オプション」を導入しています。

このオプションには、術中の止血を効率的に行い、周囲の組織への影響を最小限に抑えるための技術が含まれています。その一環として、通常の電気メスに加え、状況に応じて「RFナイフ」を使用しています。

当院で使用しているRFナイフは、電波特性が高い4.0MHzのものを採用しています。一般的な電気メスが0.4MHzであるのに対し、この高周波特性により、RFナイフは深達度が浅く、対象部位周辺への影響を最小限に抑えることが可能です。また、周波数が高くなるほど切開時の安定性が増し、組織を炭素化しないため、丁寧な止血を行うことができます。この結果、術後の腫れや内出血のリスクを軽減し、ダウンタイムが短縮することができます。

さらに、「eクリニック 大阪梅田 西日本統括院」では独自の圧迫方法や止血技術を活用し、より負担を抑えた手術を実現しています。これらの技術の組み合わせにより、術後の回復期間が短くなり、より快適にダウンタイムを過ごしていただけるよう配慮しています。高い技術と専用設備を駆使して提供するダウンタイム軽減オプションは、一人ひとりに合わせた細やかな対応が可能です。短期間で自然な仕上がりを求める方は、ぜひ「eクリニック 大阪梅田 西日本統括院」にご相談ください。

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